
| はじめに |
私たちのまち相模原市は、今大きな変革期を迎えております。自然の多い津久井町、
相模湖町と都心のベットタウンである現相模原市の
合併により、新相模原市は、様々な特色を持った市に生まれ変わろうとしているからです。
私たちJCメンバーは、新相模原市に対して公という社会利益を追求する団体の一員として、
若さや情熱というパワーを使って、何事にも正面から取り組み、
明るい豊かな社会への実現という大きな志をもって活動し、
素晴らしい相模原市を創造していきます。
昨年の創立40周年という節目の年に、私たちは創始の活動から現在までの活動に触れる機会を頂きました。
先輩諸氏が築きあげられた歴史や想いは、私たち(社)相模原青年会議所の誇りであります。
しかしながら、私たちは立ち止まることなく41年目という新たなスタートをしてまいります。
また、50周年にむけて更なる飛躍を目指します。
| 第1章 公正明大な意識をもって |
1 公としての責任を持つ団体として
主張をしない個人や個人の権利ばかりを主張していては現代社会は何も変わりません。
それは私たちの組織に置き換えて考えてみても明らかです。
個人が個人のやりたい事のみしか行動しなければ、組織として機能しません。
また、私たちの目標である「明るい豊かな社会の実現」をするためには、
どのような行動が必要なのかを多くの会員で議論し、行動していく意識が必要です。
私たちは、その意識を絶えず持ち続けて行動していきます。
そして、市民の方たちにもより良い相模原市なるためには一人一人が社会利益を考え、
行動することの必要性を理解していただける活動をしていくことが、私たちが目指す活動の原点になりますし、
公としての責任を持つ団体の一員としての役割だと考えます。
2 正しい活動
正しい活動とは何をさすのでしょうか。人それぞれ考え方が違うかもしれません。
私は、会員一人一人が自分の意見をもち、議論をし、決定したことを正確に活動することだと考えます。
当青年会議所には100人以上の相模原市民またはそれに類するメンバーが在籍しています。
その多くのメンバーが議論した結果は、必ず相模原市のためになるのです。
私たちの目標である「明るい豊かな社会の実現」には、なにが必要なのか、
どのような活動をすれば良いのか、真剣に議論し、
絶対に相模原市の社会的利益になるという強い意識を持って活動します。
そのためにも、殆どのメンバーが在籍する委員会の役割はとても重要です。
一年間を通して多くのメンバーが意見を言える場は委員会しか無いのです。
委員会において意見を出し合うことが、青年会議所のメンバーとして重要なのです。
委員長と意見を交換する事で、組織全体の方向性を確認し、
例会に出る事によって、その方向性の再確認をします。この繰り返しによって、
新しい友情、団体の目的の確認ができるのです。
多くの意見を取り入れ、形にしていく。正しい活動を行うためにも、
私たちの組織にとってこの委員会活動の存在を無視しては行えないものとなるのです。
3 明るい未来に向かって
正しい活動をするためには、多くの会員による議論が必要だと述べました。
そしてその議論の目的に必ず「明るい豊かな社会の実現にむけて」の意識を持たなければなりません。
しかしながら、「明るい豊かな社会の実現にむけて」活動することは決して楽なことではありません。
自分は何でこんな事をしているのだろうかと疑問に思うこともあるのではないでしょうか。そのように考え、
何もしなくなっては、何も変わってきません。今の日本を見ても分かるとおり
、一部の人が行うまちづくりにはもはや限界がきているのです。
「和を以って貴しとなす」は聖徳太子の言葉であり、これは日本人の精神の構造に深く残っている言葉です。
しかしながら、この言葉は今日の日本人に間違って伝わっていると感じます。
和とは一部の人の利益の為にあるのではなく、私たちが社会全体の利益になる行動をした時に、
初めてその意味を持つのだと考えます。
そのためにも、個人が自分の意見に責任をもち社会全体の利益を考えるという議論の姿勢が大切です。
4 大きな志を持って
(社)相模原青年会議所は、会員数は全国でも20番以内に入る青年会議所です。
今までのように、地方の一青年会議所という意識から、
私たちも国家や(社)日本青年会議所の一員としての責任を今まで以上に考え、明るい未来の為にも、
活動をしなければなりません。その様な志は、私たちのLOMに活力を与えます。
個人が高い志を持つことによって、組織は素晴らしくなっていきます。
また、素晴らしいLOMに在籍する事で、さらに個人の資質が高められていくのです。
この繰り返しをする事によって組織に魅力が生まれてきますし、
そこに参加する個人に意義が生まれてくるのです。会員一人一人が大きな志をもって、
活動することが(社)相模原青年会議所をより良い団体にしていくのです。
|
第2章 公正明大な活動を |
1 新市相模原市に取り組む
新市域には二つの青年会議所が存在しています。昨年より、両青年会議所が新市まちづくり活動に対して、
どのように携わるべきなのか議論をしてまいりました。
既存の地域の問題点を認識し、改めて両青年会議所において、
まちづくり活動に対する共通のビジョンを検討いたしました。
そして本年度、共通のまちづくりビジョンを掲げ、両青年会議所の統合に向けての議論を進めてまいります。
新市のまちづくり活動に対して、私たち青年会議所がどう携わるべきなのか真剣に議論を重ね、
公という社会利益を追求する団体として、今後の新市の更なる発展に対して、
最大の効果を求める活動を引き続き検討してまいります。
2 国際交流に取り組む
昨年6月20日に、当青年会議所は相模原市が友好都市となっています中国無錫市の
無錫市青年聯合会と今後交流についての締結をいたしました。
また、20数年前、社団法人韓国青年会議所釜山海雲台青年会議所と姉妹締結をしています。
相模原市、無錫市、釜山という各国の地方都市の友好から、
日中韓というアジアの中心を担う国家間のさらなる友好関係の一役を担うことを考え活動いたします。
国際交流が出来るという私たちの環境をもたらしてくれた青年会議所の機会(チャンス)の
素晴らしさを改めて感じています。将来、この機会を、
自分たちの団体に留まらずに、多くの市民の方たちと共に活動し、
地域から中央に影響を及ぼすことができたなら、これこそ地域主権の本来の姿かもしれません。
この素晴らしい機会をメンバー一丸となって取り組んでまいります。
3 LOM全体で拡大に取り組む
ここ数年の拡大の実績によって、(社)相模原青年会議所に新たな活力を与えてくれています。
既存のメンバーは、新しい出会いを楽しみにしているようにも思えます。
それは、私たち既存メンバーが決してサロン的な組織を求めているのではなく、
しっかりとした目的を持って活動する団体の一員としての強い意識の表れではないでしょうか。
また、まちづくりをする同士をもつことによって、更なる可能性を求めていると感じます。
このような雰囲気がLOMに起きたのは、
私たちが強く意識を持って拡大に取り組んできたからではないでしょうか。
その強い意識を継続していくよう努力していかなければなりません。
私は近年の「LOMの活性にはメンバーの拡大が必要」という意識が途絶えてしまうと
メンバーの減少という危機感があるまでその意識は再び復活しないと考えます。
そのためにもLOMメンバーが一丸となって
拡大は永遠の継続事業という意識をもって、積極的に活動を行います。
そのような活動を継続的に行えば、決して200人という数字は夢の数字ではありません。
(社)相模原青年会議所が拡大にしっかり取り組んでいる姿勢は、
(社)相模原青年会議所内外に理解していただくことが必要です。その一つとして今年度、
拡大委員会の他に既存メンバーや多くのオブザーバーに対して
有意義な事業を構築するために拡大研修委員会を創設致しました。
拡大委員会は、オブザーバーに対する例会出席後のフォローを確実に行っていき、
数多くのまちづくりの同士を育成していきます。
また、拡大研修委員会は、さらに魅力ある(社)相模原青年会議所を目標に、
多くのオブザーバーが参加していただけるよう活動いたします。
両委員会が一つの目的に向けて活動することによって、
LOM全体で拡大に取り組むという意識を作り、継続的な拡大活動に繋げていきます。
4 交流に取り組む
私たち(社)相模原青年会議所は、40年間の活動の中で様々な団体と交流をしてまいりました。
近年は、LOMネットワークの確立を目的に、市民団体と協働するような事業を数多く行い、
素晴らしい事業を構築してまいりました。しかしながら、毎年新たな活動の方針を考え、
行動する青年会議所に対して他団体の方の戸惑いは必ずあります。
そのためにも賀詞交歓会において、他団体の方に私たちが行う今後の事業を理解していただく設営いたします。
私たちの活動姿勢を理解していただいたほうが、今後の協働事業がスムーズに行くと考えます。
新入会員に対して入会し活動しやすい環境が整っていることを述べました。
入口を大切にしている(社)相模原青年会議所であるならば、出口も大切にすべきであると考えます。
今後も青年会議所のOBとして「明るい豊かな社会の実現」活動を引き続き行っていただくためにも、
卒業式を例会として取り組みます。
5 研修に取り組む
「個人の変化は個人で行うよりも、組織にいることの方が大きく変化する」と言われます。
また、組織の充実は個人の資質の高さに成り立っています。
この相互作用が青年会議所をさらに素晴らしい青年会議所に押し上げていくのです。
時代時代によって、私たちの取り巻く課題は変わっていきます。
時代の変化に対応できる人材の育成を目指し、人間力が高められるような研修が必要です。
個人が組織の一員として進むべき方向を自分で模索できるような研修をしなければ、
組織は退化してしまいます。
今後の50周年に向けて人材が人財になっていただくことを考えて活動をしてまいります。
6 青少年に取り組む
私たちも含め私たち大人の価値基準が自己を基準にし、良し悪しの基準は薄れ、
損得の基準を重要視する傾向が多々みられます。損するからやらない、
得をするからやるというような考えが、子ども達に悪影響を与え、個を重要視する考え方になっているのです。
そのことが、近年の青少年犯罪の増加に繋がっているのではないでしょうか。子どもは社会の鑑と言われます。
現代の社会が子どもたちにどのように写っているのか、真剣に考えていく時期にあるのです。
地域の大人として、共に子どもたちを育てる意識をもつことを考えて活動していきます。
大人である私たちが変わらなければ、子どもたちが変わるはずがないのです。
私たち大人も再度、この価値基準の考えを改め、
子どもたちにも考えていただけるような事業の構築をしなければなりません。
7 地域コミュニティに取り組む
私たちは地域コミュニティの活性によって、
本来の地域主権の確立に近づくと考えています。地域コミュニティの活性によって、
自分たちで地域の事を考え、行動する事によって、地域の特色を生かしたまちづくりの可能性が高まります。
そのような自主的にまちづくり活動を行う事により、合併による地域格差の減少に繋がると考えるからです。
そのために、私たちはこの地域コミュニティの必要性を市民の方々に
理解していただけるような活動をしていかなければなりません。
その一環として、新相模原市民の意識を啓蒙できる事業を市民さくらまつりの場で活動し、
地域コミュニティの理解への一助になるよう取り組んでまいります。
また、今までの市民ネットワークを活かし、更なる地域コミュニティの活性に繋がるような事業を構築してまいります。
8 組織の充実に取り組む
活動しやすい環境を整えるのも組織として重要な課題です。メンバーの増加や時代の変化によって、
今まで不可能だったことが、可能になるのではないかと考えます。
また、公正明大に組織での活動を行うためには、進化と継承の区別を明確にし活動しなければなりません。
公益法人として様々な意見や指導を受けながら活動してまいります。第一にインターネット等を使い、
市民の方に私たちの活動を発信していき、市民の方との直接的な関りを持つ活動してまいります。
第二に行政からの指導です。公益法人としての情報開示や個人情報の保護など、
また今後の変化についての対応にも積極的に取り組みます。第3にメンバーの意見です。
メンバーの方には、色々な情報を提供して頂きたいと考えます。そのためにメンバーの皆様には、
積極的に見聞を広める為にも、出向などの外部にも目を向けていただきたいと考えます。
ヒントは色々なところにあります。
自分たちの組織がより良い組織になるためにはどうしたら良いのかという意識を持って
出向活動に取り組んでいきます。その3つの柱をしっかり行い組織の充実を計っていきます。
終わりに
昨年、私たち(社)相模原青年会議所は、創立40周年を迎える際に、
改めてこの40年間の多くの事業に触れました。
先輩諸氏が行ってきました事業は、時代時代に沿った事業でありました。
その事業の目的は私たちのまち相模原市をよくするという不変のものでした。
私たちもまた、手段や方法は変化するかもしれませんが、このまちを良くしようという強い気持ちもって活動し、
素晴らしい団体として50周年を迎えることに邁進してまいります。
市民の一人として、この町が大好きな人間の集まりとして。